こんにちは。イブです。 (@ibuib__)
Uniswap(ユニスワップ)って何?
特徴や使い方を知りたい。
とお考えではないでしょうか。
今回はそんな方に向けて、DeFiの中でも人気な「Uniswap(ユニスワップ)」について解説します。
特徴から注意点、始め方や使い方についても紹介しますで、DeFiで仮想通貨を運用したい!と考えている方は是非ご覧ください。
そもそもDeFiって?という方はこちらからどうぞ。
→【稼げる?】DeFiのやり方・始め方を初心者にも分かりやすく解説
Uniswap(ユニスワップ)とは
「Uniswap」は人気を集めているDeFiの1つでして、イーサリアム系のDEXでは、「Curve」に次いで2番目に預かり資産が多いです。
日本円にすると、UniswapV2だけで36億ドル(日本円で4000億円くらい)もの大金が預けられています。
ユーザー数でみれば、CurveよりUniswapのほうが上ですね。
ここからは、以下の特徴についてそれぞれ紹介していきます。
特徴①流動性を提供することで金利が得られる
1つ目に紹介する特徴は、流動性を提供することで金利が得られることです。
Uniswapを利用して仮想通貨を運用したい場合、この機能を使います。
そもそもUniswapでは、仮想通貨の交換(スワップ)ができるのですが、その資金源として流動性を供給することで、手数料の一部を報酬として得ることができます。
イメージを掴みやすくするために、図で表してみました。↓
更に、流動性を提供することで得られる金利報酬は、数十%のものも多く、注目を集めています。
例えば、22/1/8時点では、USDT/ETHペアで運用した場合、APY39.01%です。(タイミングによって変動するのであくまで目安としてください。)
50万円預けたら1年で19万円ほどの利益が出る計算です。
実際は日々もらった報酬を積み足して複利で運用できるのでもっと多いです。
特徴②幅広い通貨を取り扱っている
2つ目の特徴は幅広い通貨を取り扱っている点です。
ユニスワップでは、イーサリアム系のトークンであれば、ETHのようなメジャーなところから、聞いたことのないマイナーなものまで幅広く取り扱っています。
国内取引所のコインチェックや、海外取引所のBinance(バイナンス)でも取り扱っていない、いわゆる草コインもあるので、何100倍に化けるコインが見つかるかも・・?です。
草コインは宝くじみたいなものなので、購入するならほとんどがゴミになる覚悟で扱いましょう。
特徴③ガバナンストークン「UNI」を発行している
3つ目に紹介する特徴は、ガバナンストークン「UNI」を発行している点です。
特徴①で紹介した、流動性の提供を行うことで、Uniswapが発行している通貨「UNI」を得ることができます。
この「UNI」はスワップして他の通貨に交換することもできますし、Uniswapの今後の行動を決定する投票に参加することもできます。
UNI自体の価格があがれば、その分利益は増えます。逆も然りですが・・・
Uniswap(ユニスワップ)を使う前に知っておきたいこと、注意点
ここでは、Uniswap(ユニスワップ)を使う上で知っておきたい事、注意点について解説していきます。
さっそく、上記3つについて、順に紹介していきます。
知っておきたいこと、注意点①イーサリアムチェーンがメイン
1つ目に紹介するのは、イーサリアムチェーンがメインであることです。
その為、Uniswapでは基本的にイーサリアムチェーンで動作する暗号資産を用いることになりますので、他のチェーンの通貨は使えません。
例えば、BSC(バイナンススマートチェーン)のCAKEとかは扱っていないので注意が必要です。
21年の年末ごろにPolygonというチェーンにも対応していますが、まだまだメインはイーサリアムチェーンですね。
知っておきたいこと、注意点②ガス代が高い
2つ目に紹介するのは、ガス代が高い点です。
イーサリアムチェーンは様々なアプリケーションに利用されており、ユーザー数も増え続けていることから、ガス代が高騰しています。
タイミングによって変動するので参考程度ですが、何かトランザクションを行う度に数千円程のガス代がかかります。これがけっこう痛い。
少額で始めたい方には結構きついので、↓のPancakeSwapも選択肢としてはアリです。BSCチェーンなのでガス代数十円ほど。
知っておきたいこと、注意点③DeFiを利用する上でのリスク
3つ目はDeFiを利用する上でのリスクについて、です。
これはUniswapに限った話ではありませんが、DeFiを利用する上では様々なリスクがあります。
例えば、単にトークンの価格が下落して損をするリスクや、サイトが何らかの理由で利用できなくなるリスク等が考えられます。
こういったリスクがあることは認識しておきましょう。
利用するのであれば、最悪なくなっても我慢できる、くらいの資産で運用することをおすすめします。(少額でもなくなったら悲しいですが・・・)
Uniswap(ユニスワップ)の始め方 5STEP
ここでは、Uniswapの始め方を5STEPで解説します。結構簡単です。
さっそく上記それぞれに分けて解説していきます。
STEP①国内取引所の口座を作成
まずは、国内取引所の口座を作成します。
国内取引所はどこでもいいので、好きなところを選んで作りましょう。
僕の場合は、コインチェック やhttps://bitflyer.com/ja-jp/という取引所を使っていますが、正直なんでもOKです。
- 余談:手数料を抑えたい場合は、bitFlyerがおすすめ
どこでもいいとは言いましたが、手数料を抑えたい場合は、コインチェックよりbitFlyerがおすすめです。
なぜならコインチェックにはイーサリアムの販売所しかありません。販売所は購入時のスプレッドが大きいので、取引所のあるhttps://bitflyer.com/ja-jp/で購入するのがお得です。(スプレッドは実質の手数料)
スプレッドは3%前後なので、50万円分購入すると1.5万円も損してしまいます。
ビットフライヤーで口座を作る方法はこちらの記事で解説しています。良ければ参考にどうぞ。
⇒【簡単】ビットフライヤーで口座開設をする方法【3STEPで解説】
STEP②国内取引所にてETH(イーサリアム)を購入
続いて、国内取引所にてETH(イーサリアム)を購入しましょう。
また、国内取引所から出金する際にはガス代(手数料)がかかりますので、なるべくまとめて購入し、出金することをおすすめします。
STEP③仮想通貨ウォレット(MetaMask)を作成
続いて、仮想通貨ウォレットである「MetaMask」を作成していきます。
仮想通貨ウォレットはいくつかありますが、最も有名で「GoogleChromeの拡張機能」もついているのでおすすめです。
MetaMask(メタマスク)の公式サイトに飛び、ダウンロードを行います。
→メタマスク公式サイト
上記リンクへ飛ぶと下記画面になりますので、「Download now」をクリック。
下記画面になるので、「Install MetaMask for Chrome」をクリック。
次の画面で「Chromeに追加」をクリックし拡張機能を追加します。
以上でMetaMask(メタマスク)のインストールは完了です。
続いて、インストールしたMetaMask(メタマスク)の指示に従って、ウォレットを作成していきます。
インストールが完了すると、下記画面になるので「開始」をクリック。
こちらの画面になるので右側にある「ウォレットの作成」をクリック。
MetaMaskの品質向上へのご協力のお願いというのが出るので、内容を確認し「同意します」をクリック。
すると、パスワード入力画面になるので、設定したいパスワードを入力します。
使用条件を読みチェックをいれ、「作成」をクリック。
すると、ウォレットの保護という画面に動画がでてきます。
この動画は、次にでてくるリカバリーフレーズとウォレットを安全に保つ方法についての解説動画です。
「次へ」をクリック。
下記画面の南京錠が描かれている所をクリックし、シークレットリカバリーフレーズをメモします。
このフレーズは非常に重要なので、絶対に無くさないように保管してください。
筆者イブもウォレットが急に消えてめちゃくちゃ焦ったことがありますが、このフレーズのおかげで復元できました。
次の画面では、先ほどのフレーズを控えているか試されます。正しく入力し「確認」をクリック。
下記画面になればウォレットの作成は完了です。
STEP④仮想通貨ウォレット(MetaMask)にETH(イーサリアム)を送金
続いて、仮想通貨ウォレット(MetaMask)に先ほど購入したETH(イーサリアム)を送金していきます。
ここまでくれば、あともう少し。
まずは送金先であるMetaMask(メタマスク)のアドレスを確認しましょう。
ブラウザを開いて画面右上の拡張機能より、MetaMask(メタマスク)を開きます。
すると下記画面が表示されます。
Account1の下に記載されているアドレスをコピーしてください。アドレス横の□をクリックすればコピーできます。
あとは、先ほどコピーしたアドレス宛でコインチェック等から送金すればOKです。
試しにコインチェックを例として見てみましょう。
コインチェックを開いて、左側メニューにある「暗号資産の送金」を開きます。
開くと、送金する通貨を選択できるようになりますので、「Ethereumを送る」を選択し、「送金先リストの編集」をクリックします。
送金先リストの編集をクリックすると、新規ラベルと新規宛先の入力欄が現れます。
新規ラベル→任意の名前
新規宛先→さきほどコピーしておいたMetaMask(メタマスク)のアドレス
をそれぞれ入力し、「追加」をクリックしましょう。
すると、宛先のプルダウンに先ほど入力したアドレスが追加されます。あとは送金したい金額を入力し「送金する」をクリックすると完了です。
ETHの送金には0.005ETHの手数料がかかります。
なるべくまとめて送りましょう。
STEP⑤仮想通貨ウォレット(MetaMask)をUniswapに接続
最後に、MetaMask(メタマスク)をUniswapに接続すれば完了です。
「Uniswap」(公式サイト)を開くと、右上に「ウォレットに接続」とあるのでクリック。
あとはMetaMask(メタマスク)が開きますので「次へ」→「接続」をクリックして完了です。
簡単ですね。
Uniswap(ユニスワップ)の使い方
ここではUniswap(ユニスワップ)の使い方について解説します。
Uniswapの機能としては主に下記2点。
上記について早速解説していきます。
スワップ(通貨の交換) やり方
スワップ(通貨の交換)について解説していきます。
「Uniswap」(公式サイト) を開くと下記画面になります。
上部に手持ちの通貨、下部に欲しい通貨を選択します。
下の画像では試しにETHをDAIに交換する前提で入力してみました。
後は、「スワップ」をクリックし、MetaMask(メタマスク)が起動しますので指示に従って「確認」を押せば完了です。
流動性の提供 やり方
続いて流動性の提供について、解説していきます。
まずは、「Uniswap」(公式サイト)を開き、左上のメニューから「プール」を選択しましょう。
↓このような画面が表示されますので、「上位のプール」を選択し流動性を提供したいプールを探します。
背景の黒い怪しいサイトが開くので、ここの情報を参考にプールを決定しましょう。
対象のプールをクリックすると、下記のようなページに飛びます。今回は1位のUSDC/ETHを選択しました。
右側赤枠の「Add Liquidty」をクリック。
流動性を追加するページに飛びます。
ここで注意点として、流動性を提供するには通貨ペアを準備する必要があります。今回の場合はUSDCとETHを同額準備しましょう。
先ほど紹介したスワップにて、預けたいETHの半分をUSDCに交換するといいですよ。
ガス代分のETHは残しておくことを忘れないように。
手数料レベルと価格範囲は既存の設定で大丈夫です。変更することでより効率よく利益を出せる可能性もありますが、その分リスクも増えますので上級者向けですね。
後は、数量を入力し、右下の「プレビュー」→「追加」を押せば完了です。
MetaMask(メタマスク)が開くので、ガス代は確認しておきましょう。
後は待つだけ!
最後に
以上で本記事は終了です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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