こんにちは。イブです。 (@ibuib__)
NFTを動画で販売するのってアリなの?
とお考えではないでしょうか。
NFTといえばアート作品が最も注目を集めていますが、動画もNFTにすることが可能です。
これからNFTの認知が高まるにつ入れて、動画への注目度も徐々に伸びてくるはず。
そこで今回は、NFT動画のメリット・デメリットについて解説します。
実際にNFT動画が活用されている事例についても紹介するので、ぜひご覧ください。
下記の経験をもつ筆者イブが解説するので、参考になるかと!
【筆者イブのNFTに関する経験】
・NFTでの利益100万越え
・NFTの販売、購入は数百回以上
・NFT関連の記事を50本以上執筆
【コインチェックを使うと損をする】
仮想通貨取引をする上で、コインチェックを使うのはもったいないです。
なぜなら、「販売所」の手数料で大きく損をしてしまうから。
販売所はスプレッドが設定されており、3~5%前後は損です。
(50万円分取引すると1.5万円も損。)
その為、取引所のあるhttps://bitflyer.com/ja-jp/を使いましょう。
※日本円に換金するときも損してしまいます。
早ければ、申請10分/審査30分ほどで開設できます。
はじめに:NFT動画とは?
まずここでは、NFT動画とは何かについて解説していきます。
一言で説明するとNFT動画とは
NFT化されたデジタルの動画や映画などの映像メディアの総称
にあたります。
NFTアートはデジタルアートをNFT化したものですが、その動画バージョンだと考えると分かりやすいですね。
デジタルデータをNFT化するメリットは以下のとおり。
- コピーや複製することができない
- 唯一無二の価値を付与できる
- 所有者履歴をすべて保存できる
そして、このメリットはNFT動画であっても適応されます。
まだまだNFT動画は、NFTアートやNFTゲームと比べて普及しているとは言えませんが、これからも注目していきたい分野と言えるでしょう。
NFT動画のメリット【3つ】
では早速、NFT動画のメリットを見ていきましょう。
動画をNFT化するメリットは以下の3つです。
ひとつずつ見ていきます。↓
メリット①:仲介業者を介さずに動画を公開できる
動画(特に映画)を公開する際に注意しなければいけないのが「コピーコンテンツの不正流通」です。
なぜなら、映像メディアは簡単に複製できてしまうから。
そのため、動画の制作者は多くの仲介業者を介して、それを防ぐ必要があります。
しかし、そうすると仲介業者を雇う費用がかかり、利益を上げることが難しくなってしまいます。
そんな問題を解決したのが、NFT動画です。
ブロックチェーン技術を用いてNFT化した動画は、他者による複製が難しくなりますね。
また、ブロックチェーン技術を活用することで、動画や映画を制作する際に仲介料が不要になります。
複製を防ぐだけでなく、費用も抑えられるので、NFT動画は制作者側に寄り添ったものだと言えるでしょう。
※現状、購入後に動画だけ複製されてしまう、という問題点はあります。
メリット②:転売時に製作者側にもお金が入る
NFTが転売される際には制作者にもロイヤリティの一部が還元される仕組みです。
取引履歴がすべてブロックチェーン上で管理されているので、安全に転売することができますね。
従来までの転売の仕組みでは、制作者は転売の恩恵を受けることができませんでしたが、NFT転売では制作者にもメリットがあるのが特徴となっています。
NFT動画も保有している人だけが見れるようになると、ロイヤリティの仕組みを活かして利益の最大化が期待できるでしょう。
メリット③:販売方法などに幅を利かせられる
NFT動画は販売方法などを自由に設定でき、状況に応じた利益の上げ方が可能です。
例えば販売方法だけで言っても、「オークション形式」や「固定価格形式」があります。
特典も付けられる
NFT動画を保有している人に対して、柔軟に特典を不要できます。
例えば、
・保有者限定のグッズ
・コミュニティへの参加券
・サイトへのアクセス券
などかなり幅広いです。
またブロックチェーン上で保有者を管理できるため、後から特典を追加することも可能ですね。
ファンを集めて、データで管理できるので運営側としてもセールスがしやすいですね。
NFT動画のデメリット【3つ】
動画をNFT化するデメリットを3つ紹介します。
ひとつずつ詳しく解説します。
デメリット①:手数料(ガス代)が高い
まず、NFTを発行・売買する際に必要になる手数料(ガス代)が高い点がデメリットとして挙げられます。
さきほど「仲介費用がかからなくなるからメリットだ」とお伝えしましたが、動画をNFT化して販売する際にガス代がかかってしまいます。
ガス代は日々変動する為、目安についてはこちらの記事をどうぞ。
デメリット②:詐欺プロジェクトの可能性がある
NFTはまだまだ新しいテクノロジーです。
そのため、その不安定な時期に乗じて、詐欺や違法なNFTプロジェクトがあるのも事実。
NFT動画はNFTの中でもまだまだ普及していないので、
このNFT動画は詐欺ではないか
と疑う姿勢を忘れてはいけません。
そのため、基本は有名な企業や団体が参画しているNFT動画のプロジェクトにのみ参加することをおすすめします。
Twitter上などで、検索して注目度をみるのも良いですね。
デメリット③:法律が整備されていない
最後のデメリットは、「日本におけるNFTや仮想通貨に関する法整備がまだまだ」だという点です。
これはNFT動画に限った話ではありませんが、日本でNFTを売買したり、転売する際には細心の注意を払う必要があります。
NFT動画の事例3選
ここからは、NFT動画がどのように活用されているかを具体的な事例とともに解説します。
紹介する事例は以下の3つ↓
さっそく見ていきましょう!
事例①:赤ちゃんのミーム動画「Charlie Bit My Finger」
2021年5月22日に幼い兄弟のミーム動画がNFT動画として販売され、約99万豪ドル(当時のレートで約8,300万円)で落札されました。
ミーム=ネタみたいな意味合いです。なのでネタ動画ですね。
販売は「Origin Protocol」というプラットフォームで行われました。
動画の内容はごくごく一般的で、赤ちゃんのチャーリー君とお兄ちゃんのハリーくんとのじゃれ合っているだけの映像。
さらに、動画の長さは1分という非常に短い作品でした。
では、そんな動画であるにもかかわらず、なぜこれほどの価格で落札されたのでしょうか。
その答えは「YouTube」にあります。
と言うのも、この動画はYouTube上で、総再生回数が8億8,000万回を超えており、「最も再生された動画」として一時注目を集めていました。
NFTは市場が世界なだけあって、話題になるとこれほど価格があがることがあります。
事例②:映画『ZERO CONTACT』
短いインターネット動画だけでなく、映画をNFT化している事例もあるので紹介します。
人気ハリウッド俳優のアンソニー・ホプキンスが主演の『ZERO CONTACT』が、NFT映画としての入札を開始したのです。
コロナ禍で撮影された本作品は、17カ国でのリモート撮影が行われたことも話題となりました。
9月24日からNFTマーケットプレイスのVueleでチケットの入札が始まる予定です。
チケットの内容はさまざまで、映画に登場できる「プラチナチケット」や、特典映像付きの「ゴールデンチケット」などが用意されています。
世界中で徐々にNFTを利用してビジネスを展開する企業が増えてきていますね。
事例③:VRアーティスト「せきぐちあいみ」の作品
日本人のVRアーティストであるせきぐちあいみさんによる作品が、1,300万円で落札されたことも話題となりました。
こちらのNFTArt…なんと日本円で約1300万円で落札頂きました…!正直まだ実感が無いのですがとても嬉しく、驚いております…!
— せきぐちあいみ⛩aimisekiguchi.eth (@sekiguchiaimi) March 24, 2021
VRアートの新たな可能性が始まる記念すべき日となりました…!!ありがとうございます!!!!!!#nftart #cryptoart #nft https://t.co/lhpUJO7zqS
落札された『Alternate dimension 幻想絢爛』という作品はせきぐちあいみさんの最初のNFT作品(限定1点)ということもあり、これほどの金額で落札されています。
やはりNFTは夢がありますね!
NFT動画に関するFAQ
ここでは、NFT動画に関するよくある質問をまとめました。
- QNFTにできる動画の形式は?
- A
NFT動画に使える形式は、主に2つです。
- mp4
- gif
ほとんどのNFT動画では、この2種類のどちらかの形式で販売されています。
- QNFTにできる動画のサイズは?
- A
世界最大のNFTマーケット「OpenSea」の場合、最大サイズは100MBです。
このサイズを超える場合は分割してNFTにしましょう。
- QNFT動画の作成は未成年でもできる?
- A
結論からお伝えすると、未成年ではNFT動画を作成することはできません。
厳密に説明すると、NFT動画の作成自体は未成年でも可能ですが、未成年は国内の仮想通貨取引所で口座開設をすることができません。
海外の一部の仮想通貨取引所では18歳以上での口座開設をすることも可能ですが、日本の法律を考えると、未成年での仮想通貨の開設はしないほうが得策でしょう。
まとめ:NFT市場ととNFT動画はこれから伸びる
以上で本記事は終了です。
記事内でも解説した通り、NFT動画はまだまだこれからの市場です。
NFT市場全体が伸びるにつれて、NFT動画への注目も徐々に高まっていくでしょう。
今の内からNFT動画を準備しておくと、後々お得かもしれませんね!
NFT動画の作り方はNFTアートと同じです。
非常に簡単なのでぜひチャレンジしてみてください。
⇒NFTアートの作り方
ibu blogでは企業サイトでは得られないリアルな仮想通貨、ブログ情報を発信しています。
・仮想通貨歴5年(2017年~)
・DeFiで100万円以上を運用中
・NFTトレーダー
・ibu blogの運営者兼ライター
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