コタキナバル発でオランウータンに会いたい、と考えている方へ。
せっかくコタキナバルに行くのだからオランウータンを一目見たい、
どこに行けばみれるのだろう?
何か所かあるみたいだけどどこが良いの?
と考えていませんか?
今回はコタキナバルに訪れたら一度はみておきたい、ボルネオ島のオランウータンについてご紹介したいと思います。
日本では得られない、熱帯雨林ならではの出会いを求めている方は、ぜひ本記事をご覧ください。
オランウータンとは?
観光スポットの紹介に入る前に、
簡単にオランウータンについて説明します。
オランウータンとはヒト科に分類される動物で、低地の熱帯雨林に生息しており、名前の由来はマレー語で「森の人」という言葉が語源と言われています。
そんな「森の人」オランウータンは、現在インドネシアのスマトラ島と、コタキナバルのあるボルネオ島(別名:カリマンタン島)にしか生息していません。
さらに、度重なる森林伐採や地球温暖化の影響で個体数も減少しており、 オランウータンは絶滅の危機にさらされています。
今回紹介する観光スポットの中には、
そんな生息地を失ったオランウータンを保護し、リハビリテーションを経て森へと返す取り組みを行っている所もあり、彼らの生活を身近で観察することができますので、ぜひ足を延ばしてみてください。
オランウータンはどこに行けば会えるの?
コタキナバル発でオランウータンに会うためには、いくつか選択肢があります。
ここでは、オランウータンに会えるスポットを3ヶ所ご紹介します。
・ロッカウイ動物園
・セメンゴ ワイルドライフ・リハビリセンター
・セピロック・オランウータン・リハビリテーションセンター
手軽に訪れるならここ! ロッカウイ動物園
一つ目に紹介するのはロッカウイ動物園です。
ここはコタキナバルから南に位置する動物園で、市内から約20km程で、所要時間は約30分。 今回紹介する中で最も手軽に訪れることができるスポットです。
サバ州の野生動物局によって運営されており、100種類以上の動物を見ることができます。 オランウータンだけでなく、テングザルやゾウにここで会えるのもポイント。
毎日決まった時間に「餌やり」があるので、間近で動物たちの食事シーンをみることができます。
入園時に時間を確認しておくことをオススメします。
より野生を求めるならここ!セメンゴ ワイルドライフ・リハビリセンター
次に紹介するのはセメンゴ ワイルドライフセンターです。
ここはボルネオ島の南西部に位置し、コタキナバルからは飛行機で約1時間30分、空港から車で約20分のところにあります。
セメンゴではより野生に近いオランウータンに出会うことができます。
なぜならここでは、棲み処を失い保護され、リハビリ活動を終えたオランウータンが、野生に返るための訓練を受けています。
そのため、より野生に近いオランウータンの生活を見ることができるでしょう。
注意点としては、餌やりの時間にならないとオランウータンは来ない為、訪問する時間には気を付けましょう。
9時と15時からそれぞれ1時間ずつ餌やりの時間があります。
参考:セピロック・オランウータン・リハビリテーションセンター
3つ目は参考情報として、セピロック・オランウータン・リハビリテーションツアーです。
ここはボルネオ島の北東部に位置し、コタキナバルからは飛行機で約50分、空港から車で約20分のところにあります。
こちらでも②で紹介した施設と同様に、保護された半野生のオランウータンに会うことができます。
ですが、残念ながら2020年5月時点では、この施設があるサンダカンという地域で、 外務省から渡航中止勧告が出ている為、訪問は控えましょう。
どこに行くか迷ったときは・・・特徴別まとめ
ここまで、オランウータンに会えるスポットをご紹介させていただきましたが、結局どこに行くのがいいの?と感じている方もいらっしゃるかと思います。
そこで、上記で紹介した3スポットについて特徴をまとめましたので、行き先を決める際の参考にしていただければ幸いです。
※移動時間、ツアー費用は5/5時点でコタキナバルを起点として、概算で算出していますので、目安としてください。
ロッカウイ 動物園 | セメンゴ ワイルドライフ リハビリセンター | セピロック オランウータン リハビリテーションセンター | |
移動手段 | バス、タクシー | 飛行機&タクシー | 飛行機&タクシー |
所要時間 | 半日 | 1~1.5日 | 半日~1日 |
ツアー費用 | 約7500円 | 約29000円 | – |
飼育形態 | 動物園で飼育 | 半野生 | 半野生 |
その他 | – | – | 外務省より渡航中止勧告有 |
さいごに
いかがでしょうか。
絶滅危惧にさらされているオランウータン。
大自然に囲まれた中で生き生きと生活する姿は、日本では絶対にみることはできません。
コタキナバルへ訪れる機会があれば、オランウータンの貴重な姿をぜひ目に焼き付けていただければと思います。
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