こんにちは。イブです。 (@ibuib__)
DeFiでイーサリアムを運用したいけど、どこのDeFiが良いの?
どうやってやるの?
とお考えではないでしょうか。
話題のDeFi、金利数%~数十%といわれており、今の内に始めて資産を増やしたいところですよね。
今回はそんな方に向けて、イーサリアムを運用できるDeFiを紹介します。
実際にイーサリアムをDeFiで運用したい方向けに、DeFiの始め方についても解説しますので是非ご覧ください。
DeFiとは
まずは簡単に、DeFiとは何なのか、を解説しておきたいと思います。
DeFiは「Decentralized Finance」の略であり、日本語では分散型金融と呼ばれています。
金融と聞けば、銀行とかを思い浮かべると思いますが、DeFiでは銀行のような仲介者を必要とせず、取引を行うことができます。
他にも特徴は様々ありますが、DeFiを利用して金利を得ることができるのは大きな特徴の1つですね。
この金利目当てでDeFiを使う方が多いのではないでしょうか。僕もそのひとり。
銀行に日本円を預けて利息を得られるように、DeFiでは暗号資産(仮想通貨)を預けて利息を得ることができます。
銀行からもらえる利息はスズメの涙ですが、DeFiでは数%~数十%の利息が得られます。大きいですよね。
資産を預けて利益を生む点は同じですが、発生する仕組みは異なるので、更に詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
→DeFiとは?特徴からメリット・デメリットまで分かりやすく解説【利益を生む仕組みも紹介します】
イーサリアムを運用できるDeFiを紹介
ここでは、イーサリアムを運用できるDeFiを紹介します。
今回紹介するDeFiは全部で5つ。メインどころは網羅できていると思います。
それぞれのDeFiに特徴がありますので、順に説明していきます。
※以下では参考に年利を記載していますが、全て22/1/8時点の数値で、タイミングや選ぶプールで変動するのであくまで目安としてください。
イーサリアムを運用できるDeFi①Compound(コンパウンド)
1つ目に紹介するDeFiは「Compound(コンパウンド)」です。
Compoundでは、暗号資産を預け入れることで利息を得ることができ、また預けた暗号資産を担保に借り入れをすることができます。
この借り入れをできる点が、Compoundの特徴ですね。預け入れで金利を得つつ、借り入れた資産を運用することで、利益の拡大を狙えます。
借入時、担保としている通貨の価値が下がったりすると、清算されてしまうので注意が必要です。借入可能額いっぱい借りることはやめておいた方がいいですね。
また利息には、預けた通貨に加えて、Compondが発行しているトークン「COMP」も貰うことができます。
Compoundで、イーサリアムを預け入れることによって得られる利息は22/1/8時点でAPY0.08%です。
他のDeFiに比べるとかなり低めですね。ただ、後述するUniswap等のプールに比べるとリスクは小さいと思います。
詳しくはこちらの記事で解説しました。始め方/使い方も紹介しているのでぜひ。
→【Compoundとは?】仮想通貨を運用するなら必見!特徴から注意点、使い方まで解説
イーサリアムを運用できるDeFi②Curve(カーブ)
2つ目に紹介するイーサリアムを運用できるDeFiは「Curve(カーブ)」です。これも有名ですね。(サイトはちょっと見にくいですが。)
Curveではスワップ(通貨の交換)とイールドファーミングを行うことができます。
これらを行うことができるDeFiは他にもありますが、Curveの特徴は、ステーブルコインに特化している点です。
ステーブルコインに特化している為、価格の変動が小さいので、イールドファーミングを利用する上でのリスクも小さいと言えます。(価格変動により損失を生む可能性が小さい)
22/1/8時点では、ETH+stETHのペアで運用した場合の利息はAPY2.71%です。
こちらもそこまで高くはありませんが、比較的価格の安定したペアで運用したい方に向いていますね。
通貨ペアは他にもさまざまありますので、興味のある方は覗いてみてください。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。使い方も紹介しています。
→【Curveとは?】仮想通貨を運用するなら必見!特徴から注意点、使い方まで解説
イーサリアムを運用できるDeFi③Lido(リド)
3つ目に紹介するDeFiは「Lido(リド)」です。
Lidoではイーサリアムをステーキングすることができます。
もともと、イーサリアムのステーキングサービスがあるのですが、そこでは32ETH(1200万円くらい)必要である為、少額で投資したい方には向いていません。
そこで、Lidoでは複数のユーザーから少額のイーサリアムを集め、まとめてステーキングをしてくれます。(ステーキング報酬の10%が手数料として取られる。)
代行業者みたいなものですね。
22/1/8時点では、Lidoでイーサリアムをステーキングした場合の利息はAPY4.7%です。
イーサリアムを運用できるDeFi④Uniswap(ユニスワップ)
4つ目に紹介するDeFiは「Uniswap(ユニスワップ)」です。
Uniswapで出来ることは、スワップ(通貨の交換)、イールドファーミング(プール)、投票です。
2つ目に紹介したCurveと機能は似ていますが、Uniswapの場合はステーブルコインに特化しているわけではありません。
様々な通貨ペアを取り扱っており、その分、価格変動のリスクは大きく、APYも高いです。
22/1/8時点では、USDT/ETHペアで運用した場合のAPYは39.01%です。
仮に50万円分預けたら1年で+19.5万円になる計算ですね。(実際は日々受け取った利息を足すので複利でもっと多い)
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
→Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴や使い方を解説【DeFi】
イーサリアムを運用できるDeFi⑤Sushiswap(スシスワップ)
最後に紹介するのは「Sushiswap(スシスワップ)」。名前は胡散臭いですがこれも利用者の多いDeFiです。
Sushiswapでは、スワップやイールドファーミング、ステーキング、投票を行うことができます。できることは先ほど紹介したUniswapとけっこう似ていますね。
現在は、FTXという海外の大手取引所が開発の主導権をもっており、信頼感を生む要因の1つとなっています。
22/1/8時点では、USDT/WETHペアで運用した場合のAPYは39.51%です。
こちらもタイミングや選ぶペア等でAPYは変動するので、あくまで参考としてください。
DeFiの始め方 イーサリアムを運用したい方向け
こちらでは、イーサリアムをDeFiで運用したい方向けに、始め方を5STEPでまとめました。
さっそく上記それぞれに分けて解説していきます。
STEP①国内取引所の口座を作成
まずは、国内取引所の口座を作成します。
国内取引所はどこでもいいので、好きなところを選んで作りましょう。
僕の場合は、コインチェック やhttps://bitflyer.com/ja-jp/という取引所を使っていますが、正直なんでもOKです。
- 余談:手数料を抑えたい場合は、bitFlyerがおすすめ
どこでもいいとは言いましたが、手数料を抑えたい場合は、コインチェックよりbitFlyerがおすすめです。
なぜならコインチェックにはイーサリアムの販売所しかありません。販売所は購入時のスプレッドが大きいので、取引所のあるhttps://bitflyer.com/ja-jp/で購入するのがお得です。(スプレッドは実質の手数料)
スプレッドは3%前後なので、50万円分購入すると1.5万円も損してしまいます。
ビットフライヤーで口座を作る方法はこちらの記事で解説しています。良ければ参考にどうぞ。
⇒【簡単】ビットフライヤーで口座開設をする方法【3STEPで解説】
STEP②国内取引所にてETH(イーサリアム)を購入
続いて、国内取引所にてETH(イーサリアム)を購入しましょう。
また、国内取引所から出金する際にはガス代(手数料)がかかりますので、なるべくまとめて購入し、出金することをおすすめします。
STEP③仮想通貨ウォレット(MetaMask)を作成
続いて、仮想通貨ウォレットである「MetaMask」を作成していきます。
仮想通貨ウォレットはいくつかありますが、最も有名で「GoogleChromeの拡張機能」もついているのでおすすめです。
MetaMask(メタマスク)の公式サイトに飛び、ダウンロードを行います。
→メタマスク公式サイト
上記リンクへ飛ぶと下記画面になりますので、「Download now」をクリック。
下記画面になるので、「Install MetaMask for Chrome」をクリック。
次の画面で「Chromeに追加」をクリックし拡張機能を追加します。
以上でMetaMask(メタマスク)のインストールは完了です。
続いて、インストールしたMetaMask(メタマスク)の指示に従って、ウォレットを作成していきます。
インストールが完了すると、下記画面になるので「開始」をクリック。
こちらの画面になるので右側にある「ウォレットの作成」をクリック。
MetaMaskの品質向上へのご協力のお願いというのが出るので、内容を確認し「同意します」をクリック。
すると、パスワード入力画面になるので、設定したいパスワードを入力します。
使用条件を読みチェックをいれ、「作成」をクリック。
すると、ウォレットの保護という画面に動画がでてきます。
この動画は、次にでてくるリカバリーフレーズとウォレットを安全に保つ方法についての解説動画です。
「次へ」をクリック。
下記画面の南京錠が描かれている所をクリックし、シークレットリカバリーフレーズをメモします。
このフレーズは非常に重要なので、絶対に無くさないように保管してください。
筆者イブもウォレットが急に消えてめちゃくちゃ焦ったことがありますが、このフレーズのおかげで復元できました。
次の画面では、先ほどのフレーズを控えているか試されます。正しく入力し「確認」をクリック。
下記画面になればウォレットの作成は完了です。
STEP④仮想通貨ウォレット(MetaMask)にETH(イーサリアム)を送金
続いて、仮想通貨ウォレット(MetaMask)に先ほど購入したETH(イーサリアム)を送金していきます。
ここまでくれば、あともう少し。
まずは送金先であるMetaMask(メタマスク)のアドレスを確認しましょう。
ブラウザを開いて画面右上の拡張機能より、MetaMask(メタマスク)を開きます。
すると下記画面が表示されます。
Account1の下に記載されているアドレスをコピーしてください。アドレス横の□をクリックすればコピーできます。
あとは、先ほどコピーしたアドレス宛でコインチェック等から送金すればOKです。
試しにコインチェックを例として見てみましょう。
コインチェックを開いて、左側メニューにある「暗号資産の送金」を開きます。
開くと、送金する通貨を選択できるようになりますので、「Ethereumを送る」を選択し、「送金先リストの編集」をクリックします。
送金先リストの編集をクリックすると、新規ラベルと新規宛先の入力欄が現れます。
新規ラベル→任意の名前
新規宛先→さきほどコピーしておいたMetaMask(メタマスク)のアドレス
をそれぞれ入力し、「追加」をクリックしましょう。
すると、宛先のプルダウンに先ほど入力したアドレスが追加されます。あとは送金したい金額を入力し「送金する」をクリックすると完了です。
ETHの送金には0.005ETHの手数料がかかります。
なるべくまとめて送りましょう。
STEP⑤仮想通貨ウォレット(MetaMask)をDeFiに接続
最後にMetaMask(メタマスク)を記事前半で紹介したDeFiに接続すれば、完了です。
試しに、「Lido(リド)」で見ていきましょう。(APY4.7%だったやつですね。)
公式サイト(上記リンク)を開くと、右上に「Connect wallet」とあるのでそこをクリック。
すると接続するウォレットの種類を選べますので、MetaMask(メタマスク)を選択。
するとMetaMask(メタマスク)が開きますので、「次へ」を押して「接続」をクリックすれば完了です。
ついでにステーキング方法も紹介しておきます。
ページ中央に下記画面が表示されていると思いますので、ステーキングしたい量を中央部に入力します。(画面では0.01ETH)
数量を入力したら、「Submit」をクリック。
すると、MetaMask(メタマスク)が開きますので、ガス代を確認して「確認」をクリックすれば完了です。簡単ですね。
預け入れる時にはガス代がかかります。1/8時点では3千円ほどでした。なるべくまとめて処理したほうがいいですね。
また、ステーキングを止めたくなったら、受け取ったstETHを記事前半で紹介した「Curve」でETHとスワップすると良いですよ。
最後に
以上で本記事は終了です。最後までお読みいただきありがとうございました。
まずは始めて見ることが大切です。ただし、リスクはありますので少額からスタートすることをおすすめします。
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