話題のNFT作品、NFTアートを作ってみたい。作り方を知りたい。
とお考えではないでしょうか。
NFTアートは、小学生が自由研究で書いた絵が380万円で売れたりと、かなり夢がありますよね。
※僕はNFT界隈に毎日張り付いていますが、このような事例は氷山の一角。
ということで本記事では、NFTアートの作り方を分かりやすく解説します。
NFTアート・デジタルアートの作成に便利なアプリも紹介しているので、ぜひご覧ください。
下記の経験をもつ筆者イブが解説するので、参考になるかと!
【筆者イブのNFTに関する経験】
・NFTでの利益100万越え
・NFTの販売、購入は数百回以上
・NFT関連の記事を50本以上執筆
NFTの作り方だけ見たい方は目次から飛んでくださいね。
【コインチェックを使っている人は損している】
コインチェックにはイーサリアムやリップルの販売所しかありません。
販売所はスプレッドが設定されており、3~5%前後は損です。
(50万円分買うと1.5万円も損。)
取引所のあるhttps://bitflyer.com/ja-jp/を使いましょう。
※日本円に換金するときも損してしまいます。
最短10分で申し込みできるので、事前に作っておきましょう。
NFT、NFTアートとは
NFTアートの作り方を紹介する前に、「そもそもNFTとは」という話を簡単にしておきたいと思います。
NFTは簡単にいうと、デジタルデータに「唯一無二の価値」を付け加えたものです。
今まで、ネット上の画像等はだれもが簡単にコピーできるので、特定の誰かが所有することは困難でした。
ですが、NFT化することでその所有権を明確にすることが容易になりました。
この画像は俺のだ!みたいな感じで。
NFTについて更に詳しく知りたいかたは、「NFTって何?なぜ売れる?」をどうぞ。
スクショしたらどうなるか?等も解説しています。
NFTアートで1.8億円を稼いだ
また、余談ですが先日は12歳の少女がNFTを出品し1.8億円を稼いだ。というニュースがありました。
ドリームですな!
— ikehaya-nft.eth | CryptoNinja (@IHayato) December 13, 2021
海外の12歳の少女が、NFTで1億8000万円を稼ぐ https://t.co/G56GC3lDOC @realsound_techより
これは氷山の一角でして、いかにNFT市場が盛り上がっているかが分かります。
NFT作品・NFTアートの作り方
NFT作品・NFTアートの作り方を解説します。
上記は僕のアイコンをNFTにしてみました。
思い立ったらすぐNFTにできますし、右上の「Sell」ボタンからいつでも売りに出すことができます。簡単。
ではさっそく作り方を見ていきましょう。
作成までの手順を大きく分けると下記の5STEP。
イメージ図はこんな感じです。↓
国内取引所とMetaMaskという仮想通貨ウォレットを作成します。
そして仮想通貨を順に移動させていき、OpenSeaでNFT作品を作成するイメージです。
審査待ちとかを除けば、はやくて30分くらいで終わりますよ。
ではさっそくそれぞれのSTEPに分けて解説していきます。
NFTアートの作り方 ①国内取引所の口座を作成
まず最初に国内取引所の口座を開設しましょう。
国内取引所はたくさんありますが、正直どこでもOKです。
好きなところを選んで作ってください。
僕の場合は、https://bitflyer.com/ja-jp/という取引所を使っています。
注意:コインチェックを使うと「損」をする
コインチェックは使いやすいですが、NFT売買に必要なイーサリアムを「販売所」でしか取り扱っていません。
販売所は購入時のスプレッド(実質これが手数料)が大きいので、取引所でイーサリアムを扱っているhttps://bitflyer.com/ja-jp/で購入するのがおすすめ。
相場も影響するのでタイミングによりますが、最低でも2~3000円くらいは変わってきますね。
※審査に時間がかかるので先に作っておくとスムーズです。
NFTアートの作り方 ②国内取引所にてETHを購入
続いて、国内取引所にてETH(イーサリアム)を購入しましょう。
最大のNFTマーケットであるOpenSeaでは、ETH,Polygon,Klaytnという3つのブロックチェーンに対応していますが、主流はETH(イーサリアム)なので、まずはETHで良いかと。
約2000万点ものNFTの内、約1500万点がイーサリアムチェーンのNFT。
ETHの利用者がもっと多いので、イーサリアムチェーンが最も売れる可能性が高いです。
どれくらい購入すれば良いか?
相場やタイミングにもよるので、残念ながら「ずばりこれだけ!」という金額はありません。
余裕をみて「0.1ETH」ほどあればNFT作品を作って出品することはできるかと。
0.1ETHは相場にもよりますが3万円前後。
※余った分はあとで日本円に戻せます。
詳しくは記事後半で解説する「NFT作品の初期費用」をどうぞ。
NFTアートの作り方 ③仮想通貨ウォレットを作成
続いて、仮想通貨ウォレットである「MetaMask」を作成していきます。
仮想通貨ウォレットはいくつかありますが、最も有名なのがこれ。
大半の人が使っており、様々なサイトとの互換性も高いです。
MetaMask(メタマスク)の公式サイトに飛び、ダウンロードを行います。
→メタマスク公式サイト
作成する手順については、こちらの記事にて画像付きで解説しましたので、ご覧ください。
⇒MetaMask(メタマスク)の作り方
NFTアートの作り方 ④仮想通貨ウォレットにETHを送金
続いて、仮想通貨ウォレット(MetaMask)に先ほど購入したETH(イーサリアム)を送金していきます。
ここまでくれば、あともう少し。
送金方法はこちら↓の記事にまとめました。
コインチェック、ビットフライヤーそれぞれについて解説していますので、該当する方を読み進めてください。
コインチェック
⇒コインチェックからメタマスクへ送金する方法【簡単3STEP】
ビットフライヤー
⇒ビットフライヤーからMetaMaskに送金する方法
はやければ10分ほどで終わりますよ!
NFTアートの作り方 ⑤OpenSeaでNFTを作成
いよいよNFT作品・NFTアートを作成していきます。
作成するにあたってやることは、大きく分けてコレクションの作成と、アイテムの作成があります。
コレクションはブランドのようなもので、そのラインナップとして、NFTアイテムを作成していくイメージ。
コレクションを作成せず、アートだけ作ることもできますよ。
早速それぞれに分けて見ていきましょう。
NFTコレクションの作成
NFTの作成には、NFTマーケットプレイスとして最大手の「Open Sea」を利用します。
最もメジャーで利用者も多いので、利益を上げるならまずはここ一択。
公式サイトを開いて画面右上より、「My Collections」を開きます。
続いて、開いたページで「Create a collection」を選択。
するとコレクションの必要事項を入力する画面がでてきます。
コレクションをブランディングするにあたり、しっかりと作りこんで入力することが望ましいです。
各項目を解説していきます。
うええ、結構多い・・・。って感じですよね。
ただ、入力項目が多いですが、任意入力のものもあります。
必要がないと判断したものは空欄でOK。
最後に「Create」をクリックすればコレクションの作成完了です。
NFTアイテムの作成
コレクションを作成したところで、アイテムを作成していきます。
公式ページ右上の「Create」を開きます。
すると、NFT作成画面が表示されます。↓
それぞれの項目を説明していきます。
下にスクロールすると、更に項目が出てきます。↓
上記を入力して、一番下の「Create」を入力することで、NFTの作成は完了です。
NFTコレクションのブランディングをする為にも、詳細設定の作りこみが重要になってきますね。
NFTアートの出品
最後に、作成したNFT作品を出品しましょう。
自身が作成したNFTだけでなく、一度購入したNFT等もこの方法で売却することができます。
OpenSeaのホームページ右上から、「My Collections」を選択。
自身が作成したNFT作品のページを開くと、右上に「Sell」というボタンがあるのでクリック。
「Sell」を押すと販売条件を設定することができます。それぞれの項目の内容としては下記の通り。
必要事項を入力し、「Complete listing」を押せば完了。
あとは売れるのを待つのみ!!
NFTアートにかかる初期費用
ここでは、NFT作品・NFTアートの作成にかかる初期費用をまとめました。
費用はタイミングによって変動するので、あくまで目安としてください。
まとめると、初期費用としては1.3~1.5万円ほどです。
余裕をみても2~3万円程あれば始められるかと。
ギリギリを攻めてイーサリアムを購入すると、足りなかったときに再度送金するはめになり手数料がかかるので、多少余裕をみて準備することをおすすめします。
初期費用について、詳しくはこちらの記事で解説しています。
⇒【初期費用はどれくらい?】NFTを始める前に知っておきたい事
NFTアート作品を作るのに便利なアプリ
NFT作品自体を作るのに便利なアプリをいくつか紹介します。
※全て無料
スマホでとった写真もNFTにできますが、ここではNFTアート・デジタルアートを作る人向けのアプリをピックアップしました。
①ドット絵を作れるアプリ
1つ目に紹介するのは、「8bit Painter」です。(無料)
⇒8bit Painter│App Store
⇒8bit Painter│Google Play
CryptoPunks(上記画像)のようなドット絵のデジタルアートを作りたい方におすすめ。
感覚的に操作できるので、初心者の方でも扱いやすいと思います。
②ボクセルアートを作れるアプリ
2つ目に紹介するのは、MagicaVoxelです。(無料)
立方体のブロックを組み合わせたボクセルアートを作成することができます。
対応OSはWindowsとMacです。スマホではできません。
Magica Voxelをやってたらの いつの間にか1時間とか経っていたぞ こういう細かい作業は時間を忘れてしまうのぉ pic.twitter.com/mquoaofz99
— フィリア・ニナ🌙👝@Vtuber準備中 (@Philia_nina) April 3, 2022
先ほど紹介したドット絵に比べると作るのが難しいので、上級者向けですね。
Magica voxelの使い方はこちらの記事(外部サイト)が参考になります。
③3DCGが作れるアプリ
3つ目に紹介するのは、Blenderです。(無料)
こちらは3DCGのデジタルアートが作れるアプリ。
Lightsaber#blender #blender初心者 #b3d #StarWars pic.twitter.com/3AnrXU8Klj
— Blender Mochi (@BlenderMochi) March 26, 2022
上記のライトセーバーがCGとは思えないですね。こちらも上級者向けです。
こちらのサイトではBlenderで作られたデジタルアート作品が見れます。参考にどうぞ。
Blenderの使い方はこちらの記事(外部サイト)が参考になります。
サクっとNFTに調整してみたい方は①のドット絵がおすすめ。普通に写真をNFT化したり、ココナラとかで外注するのも手ですね。
売れ筋のNFTアート作品
売れ筋のNFTアートは、「PFP」として利用できるものです。
PFPはSNSのアイコン等に用いられるNFTアートのこと。(Profile picturesの略)
最大手のNFTマーケット「OpenSea」にて、ランキングを見てみると、TOP5のうち4つはPFPのNFTコレクションです。
例えば下記は、関口メンディーさんのTwitterプロフィール。
「CLONE X」というNFTをプロフィール画像にしてますね。
このように、SNSのアイコンとして活用できるNFTアートが人気です。
セレブの中では高級NFTアートをアイコンにすることがステータス。ジャスティンビーバーもNFTをアイコンにしてます。
なので、NFTアートをこれから売りたいと考えている場合は、アイコンにできそうなNFT作品を作るのがおすすめですね。
最後に:NFTアートについて学んだら作ってみよう
以上で本記事は終了です。
「NFTアートってやっぱり作るの難しそう・・・」って感じる方もいると思いますが、最初はみんな同じ。
むしろ、NFTについて調べて、ここまで読んだだけでも一歩リードです。
まずは粗削りでもやってみて、少しずつ改善しくことが大事かと。
大抵の人がやらないので、今の内に始めて先行者利益をゲットしましょう。
ibu blogでは企業サイトでは得られないリアルな仮想通貨、ブログ情報を発信しています。
・仮想通貨歴5年(2017年~)
・DeFiで100万円以上を運用中
・NFTトレーダー
・ibu blogの運営者兼ライター
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