話題のNFTを買ってみたいけど、いまいちやり方がわからない。
失敗しそうで怖い。
とお考えではないでしょうか。
今回はそんな方に向けて、NFTの買い方を分かりやすく解説します。
初心者の方でもNFTを買えるよう細かく説明しますのでぜひご覧ください。
将来性や初期費用についても記載していますのでぜひ。
NFTの買い方だけ見たい方は目次から飛んでくださいね。
※本記事では簡略化の為に、NFTとNFTアートを分けずに表現しています。NFTの中にNFTアートが含まれるイメージです。
【コインチェックを使っている人はかなり損】
仮想通貨を扱う上で、コインチェックを使うのはもったいないです。
なぜなら、コインチェックにはイーサリアムやリップルの販売所しかありません。
販売所はスプレッドが設定されており、3~5%前後は損です。
(50万円分買うと1.5万円もとられます。)
その為、取引所のあるhttps://bitflyer.com/ja-jp/を使うのがおすすめ。
日本円に換える際も損してしまうので、事前に登録しておきましょう。
※審査に時間がかかる場合もあるので、先に申請だけしておくとスムーズです。
NFTとは
NFTの買い方を紹介する前にそもそもNFTとは、という話を簡単にしておきたいと思います。
NFTは「Non Fungible Token」の略でして、訳すと非代替性トークンという意味です。
非代替性は、替えがきかないということですね。
仮想通貨等の基盤となるブロックチェーン技術を応用して、複製や改ざんができないようにする事で、写真やイラストなどに「唯一無二の価値」を付け加えたのがNFTです。
スクショしたらコピーできるじゃん!と思ったかもしれませんが、その場合スクショした画像はブロックチェーン上のデータと紐づいていない為、非代替性を有していないと言えますね。
また、余談ですが先日は12歳の少女がNFTを出品し1.8億円を稼いだ。というニュースがありました。これは氷山の一角でして、いかにNFT市場が盛り上がっているかが分かります。
ドリームですな!
— ikehaya-nft.eth | CryptoNinja (@IHayato) December 13, 2021
海外の12歳の少女が、NFTで1億8000万円を稼ぐ https://t.co/G56GC3lDOC @realsound_techより
NFTの将来性
NFTは急速に市場を拡大していますが、「それは今だけでブームはそのうち終わるんじゃ?」と考える人もいるかと。
しかしまだまだNFT市場は発展段階にあり、これから更に多くの企業がNFT市場に参入していくと思います。
最近では、スポーツブランドのNIKEがNFTを作成する企業を買収したり、LINEもNFTマーケットを開設することを発表したりと、続々と進出が進んでいますよ。
「adidas original」が一瞬で約26億円を売り上げた
例えば、スニーカー等でお馴染みの「adidas original」は12/18に3万点限定のNFTアートを売り出し、一瞬で全て売り切れました。
NFT1個あたり、0.2ETHで販売されたので、約8.6万円/個です。それが3万点なので約26億円の売上をわずか一瞬で叩き出したことになります。
このように、有名な企業がどんどんNFT市場に入ってくると、NFT自体の知名度もあがるので、NFTを買いたいと考える人も増えますよね。それで更に市場が拡大します。
例として紹介したadidasのNFT。実は僕も買いました。
欲しくて気づいたら買ってました。。。
販売時の価格は0.2ETH(約8.6万円)でしたが、販売当日に1.0ETH近くまで上昇し、今は0.7ETH(約30万円)。
NFTを購入できるマーケットプレイス
ここでは、NFTを購入することができるマーケットプレイスを紹介します。
現時点でもNFTのマーケットプレイスは無数にありますが、有名なのをいくつかあげました。↓
他にも色々ありますが、まずは一番有名なOpenSea(オープンシー)を利用するのが良いかと思います。
OpenSeaは最大手のNFTマーケットプレイスであり、利用者も一番多いです。
有名なNFTコレクション(Crypto Punks,BAYC,RTFKT等)も取扱いがありますので、基本的にはOpenSeaで全てが事足りてしまいます。
慣れてきて、どうしてもOpenSeaに無いようなNFTが欲しくなった場合に他のマーケットに手を出すのが良いと思いますね。
OpenSeaについてもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
NFTの買い方
ようやくですが、NFTの買い方について、詳しく解説していきます。
買うまでの手順を大きく分けると下記の5STEP。
多く感じますが、意外と簡単にできますよ。
イメージ図はこんな感じです。↓
国内取引所とMetaMaskを作成して、仮想通貨を順に移動させていき、OpenSeaで購入するイメージです。
ではさっそくそれぞれのSTEPに分けて解説していきます。
NFTの買い方 STEP①国内取引所の口座を作成
まず最初に国内取引所の口座を開設しましょう。
国内取引所はたくさんありますが、好きなところを選んで作りましょう。
僕の場合は、https://bitflyer.com/ja-jp/という取引所を使っています。
注意:コインチェックを使うと「損」をする
コインチェックは使いやすいですが、NFT購入に必要なイーサリアムを「販売所」でしか取り扱っていません。
販売所は購入時のスプレッド(実質これが手数料)が大きく、3~5%は損です。
30万円分買うと約1万円は損してしまうことに。
その為、取引所でイーサリアムを扱っているhttps://bitflyer.com/ja-jp/で購入するのがおすすめです。
※審査に時間がかかる場合もあるので先に作っておくとスムーズです。
NFTの買い方 STEP②国内取引所にてETH(イーサリアム)を購入
続いて、国内取引所にてETH(イーサリアム)を購入しましょう。
最大のNFTマーケットであるOpenSeaでは、ETH,Polygon,Klaytnという3つのブロックチェーンに対応していますが、主流はETH(イーサリアム)なので、まずはETHで良いかと。
21/12/17時点で約2000万点ものNFTの内、約1500万点がイーサリアムチェーンのNFTです。
慣れてきてPolygonやKlaytnのNFTを購入したい、となってから検討するのが良いですね。
また、後述しますが国内取引所からETHを出金する際、出金手数料がかかりますので、できるだけまとめて送金することをおすすめします。
NFTの買い方 STEP③仮想通貨ウォレット(MetaMask)を作成
続いて、仮想通貨ウォレットである「MetaMask」を作成していきます。
仮想通貨ウォレットはいくつかありますが、最も有名で「GoogleChromeの拡張機能」もついているのでおすすめです。
MetaMask(メタマスク)の公式サイトに飛び、ダウンロードを行います。
→メタマスク公式サイト
上記リンクへ飛ぶと下記画面になりますので、「Download now」をクリック。
下記画面になるので、「Install MetaMask for Chrome」をクリック。
次の画面で「Chromeに追加」をクリックし拡張機能を追加します。
以上でMetaMask(メタマスク)のインストールは完了です。
続いて、インストールしたMetaMask(メタマスク)の指示に従って、ウォレットを作成していきます。
インストールが完了すると、下記画面になるので「開始」をクリック。
こちらの画面になるので右側にある「ウォレットの作成」をクリック。
MetaMaskの品質向上へのご協力のお願いというのが出るので、内容を確認し「同意します」をクリック。
すると、パスワード入力画面になるので、設定したいパスワードを入力します。
使用条件を読みチェックをいれ、「作成」をクリック。
すると、ウォレットの保護という画面に動画がでてきます。
この動画は、次にでてくるリカバリーフレーズとウォレットを安全に保つ方法についての解説動画です。
「次へ」をクリック。
下記画面の南京錠が描かれている所をクリックし、シークレットリカバリーフレーズをメモします。
このフレーズは非常に重要なので、絶対に無くさないように保管してください。
筆者イブもウォレットが急に消えてめちゃくちゃ焦ったことがありますが、このフレーズのおかげで復元できました。
次の画面では、先ほどのフレーズを控えているか試されます。正しく入力し「確認」をクリック。
下記画面になればウォレットの作成は完了です。
NFTの買い方 STEP④仮想通貨ウォレット(MetaMask)にETH(イーサリアム)を送金
続いて、仮想通貨ウォレット(MetaMask)に先ほど購入したETH(イーサリアム)を送金していきます。
ここまでくれば、あともう少し。
まずは送金先であるMetaMask(メタマスク)のアドレスを確認しましょう。
ブラウザを開いて画面右上の拡張機能より、MetaMask(メタマスク)を開きます。
すると下記画面が表示されます。
Account1の下に記載されているアドレスをコピーしてください。アドレス横の□をクリックすればコピーできます。
あとは、先ほどコピーしたアドレス宛でコインチェック等から送金すればOKです。
試しにコインチェックを例として見てみましょう。
コインチェックを開いて、左側メニューにある「暗号資産の送金」を開きます。
開くと、送金する通貨を選択できるようになりますので、「Ethereumを送る」を選択し、「送金先リストの編集」をクリックします。
送金先リストの編集をクリックすると、新規ラベルと新規宛先の入力欄が現れます。
新規ラベル→任意の名前
新規宛先→さきほどコピーしておいたMetaMask(メタマスク)のアドレス
をそれぞれ入力し、「追加」をクリックしましょう。
すると、宛先のプルダウンに先ほど入力したアドレスが追加されます。あとは送金したい金額を入力し「送金する」をクリックすると完了です。
ETHの送金には0.005ETHの手数料がかかります。
なるべくまとめて送りましょう。
NFTの買い方 STEP⑤OpenSeaでNFTの購入
ようやくここまで来ました。もうほぼゴールです。
MetaMask(メタマスク)をOpenSeaに接続していきます。
OpenSeaの公式ページ右上より、財布型のマークをクリックします。
すると、どのウォレットに接続するか求められるので、MetaMask(メタマスク)を選択。
あとは、MetaMask(メタマスク)が開きますので、指示に従って進めば接続が完了します。
あとはお目当てのNFTを購入するだけ。
OpenSeaの検索画面を説明しつつ、購入手順を解説していきますね。
検索画面の説明
まずは、画面右上の「Explore」を開きましょう。ここでお目当てのNFTジャンルが決まっていれば選択してください。
今回は、ジャンルが決まっていないとして「All NFTs」を選択。すると下記のような画面が開きます。
画面上部の検索欄でキーワード検索することが可能です。
左側のメニューでは、検索結果のフィルターをかけることができます。
それぞれの項目の概要は下記の通り。
買う手順
お目当てのNFTを見つけたら、画面中央にある「Buy now」を選択。
小さいウィンドウがでますので、チェックマークを押し、「Confirm checkout」をクリック。
MetaMask(メタマスク)が開き、承認を求められますので手数料を確認して処理すれば完了です。
購入時にはガス代(手数料)がかかります。
毎回変動するけど、通常時は3千円前後のイメージですね。(あくまで目安。)
NFTの作り方や、出品方法も知りたい方は下記の記事も参考にしていただけたらと思います。
NFT購入にかかる初期費用
ここでは、NFT購入にかかる費用をまとめました。
①のNFT購入費以外に、②ETHをMetaMask(メタマスク)に送金する際の手数料と、③NFT購入時のガス代が発生します。
②③それぞれ、2~3千円程なのでトータルで約6千円ほどかかることになります。※②はコインチェックの場合を想定。
ただし、これはあくまで目安なので、参考としてください。
ETHの相場変動によっても変わるし、ガス代はトランザクションの混み具合で変わるからね。
最後に
以上で本記事は終了です。最後までお読みいただきありがとうございました。
個人的には、まずは安いものでも良いのでNFTを買ってみることをおすすめします。
一度NFTに触れてみることでNFTの魅力や可能性が感じられるはず・・・!
→ OpenSea
ibu blogでは企業サイトでは得られないリアルな仮想通貨、ブログ情報を発信しています。
・仮想通貨歴5年(2017年~)
・DeFiで100万円以上を運用中
・NFTトレーダー
・ibu blogの運営者兼ライター
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